あ、

あの鬼と戦うアニメじゃないです。(笑)


観てきたのは

劇場版「映像研には手を出すな!」
です。

はい、手を出してしまいました。。。(^_^;)

※この看板。学祭でのサークルの上映会用「サブロクの立て看」みたい。学生時代、学祭の立て看って、命がけで描いてた(徹夜したりしてた)よなーっ……と爺は思うわけで。。(^_^;)


まだ公開中なんで、簡単な感想だけ言うと、

おもろかった♪
円盤購入決定!!


実は、これ、原作もアニメも観てなかったし、乃木坂もよく知らなかったのですな。(^_^;)

で、実写ドラマ放映開始後、2話をたまたまチャンネル回すと(回してない)やっていて観始めたんですが、うわ、なんじゃこりゃ面白れーっと。。。

3話からは録画しながら観て、繰り返して観、一気にハマっていった次第。

その後のBS一挙放映でまとめ観してから、何度もその録画した全篇を一気見を繰り返し。。。
という感じで。。

満を持して今回、劇場版を観に行った次第。


今週末までの上映と言うことで、調べてみたらあちこちの映画館では鬼ばっかりやってまして(笑)、早朝しかやってない。。。
※朝はダメなんじゃあー。。(>_<)

近場で唯一夕方上映だったのが「あべのアポロ」だったので、スケジュールの空いてる水曜日に、と。

電動自転車で行こうと思ったけど、バッテリーが放電してたんで100円バスで。

チケット発券してから、MOOKを買いにアニメイト天王寺店へ。
さすがにアニメイト、MOOK置いてました!

アニメイト出たところから、あべのハルカスを望んで。
※このアングルのハルカスは、やたらかっこいい★ラスボスの要塞かっ?ってくらい。

軽く食事した後、アポロへ。

音響が凄いので(キーになってるし)映画館で観れて良かった★
多分、観ないと後悔してましたね…

うん、ちゃんと伏線回収してる★
ロボ研も音響部もドラマ篇に出てたのは気付いてたんで、どう噛むのかなーと思ってました。
水崎氏の家族の話も最終決着しましたし。。。




観終わったあとは、銭湯じゃ~!
音曲浴場じゃないけど。。。(^_^;)
※ここ、天然温泉です。あべのキューズモールのすぐ裏です。

湯上りに生ビール飲んで、気分良くなって。
気候もいいので歩いて帰ろう♪
※徒歩30分弱です。



大好きな映画見て、帰りに風呂屋に入って、ちょっと一杯飲んだ後、徒歩で帰れるなんて……極楽じゃねーか!(>_<)


<後日追加分>


まだ一部上映してる映画館もあるようですが、ほぼ終了したようですので、追加分を足します。



冒頭、なんか見たことあるなあと思ったら、思いっきり黒沢明監督の「羅生門」そのまま。
効果音の演出もそっくり。(ここ重要!)
高校時代、映研の部長やってた自分はもう大爆笑でしたよ。。。
これ、あまりにまんまでどっちの映画観てるのか判らなくなってしまった(笑)いいのか?これ。(^_^;)

映画の前半は、ドラマ部分のおさらい。
大生徒会が、収拾のつかなくなった部活動や研究会を統廃合するという計画案が示され、校安部による「映像研のこれまでの蛮行」が次々と明かされ、統廃合対象やむなし!危うし映像研。。。という形。

この時に気づいたのが、ドラマと映画は同時に撮影されていたということ。
ドラマには出てこないが映画には出てくる登場人物が、同じシーンにいるということ。
こういう演出にも驚きました。
巧いですねえー。

この後の大生徒会のムチャな統廃合令にはなかなか笑いが。
「写経部」と「形態模写部」を統合とか(^_^;)

この大生徒会の三女子が自分は割と好き(もう一人の男子は寝てるだけなんで論外)なんですが。(^_^;)

前半部、ドラマ見てない人には親切だが少し不十分。
ドラマ見てた人は退屈なんで、いっそスパッと失くした方が良かったのかも。
あんなややこしい設定、最初から判ってないと映画の尺の中で説明するのは困難かと。。
※「うる星やつら」とか全然説明してないし。。。(^_^;)


と、二部の感想書く前に、放映中にドラマ観ながら呟いていた感想をば。。。


●2話を観て
>映像研ドラマ面白いな…アニメは先進的過ぎてたけど、こっちの方が現実との接点があって面白い★
>畜生!面白いな!…1話から録り損ねたわ!


●4話を観て
>映像研ええなぁー 学生の頃、回りのヤツのこんなスケッチをいっぱい見たような気がする(^_^;)
>浅草氏見てて同感するのは、ホントに才能に溢れてるヤツってこんなんだわな(^_^;)
>夢中で一気呵成に絵コンテ切ってくところってホントにあんな感じだ…
>クリエイターにとっても、あの「降りてくる感じ」てのは理解出来る。
>全貌が一気に「見える」ので手を使うのももどかしく「降りてくるもの」を記録してゆく感じ…

>自分は高校が映研で、2年の時に制作プロデューサー、3年で部長やってて生徒会と戦って予算争奪戦をやってたから、むしろ金森氏に感情移入する…(^_^;)
>先週の回で、ろくに企画案も出せないクリエイターたちに痺れを切らして自分で企画出してくるの、自分もやったことある(笑)
>後輩の監督が「出来ない」とか言いやがったので意地になって一晩で台本と絵コンテ描いて監督に叩きつけて「撮れ!」と迫ったら逃げていった…
>せっかく制作予算ぶんどってきたのに、文化祭に向けて制作しないと部の存続に関わったから…(^_^;)
>日程上もう撮影に係らないと間に合わないという瀬戸際で…
>……結局、その年は映画製作はナシ。
>急遽、展示イベントに切り替えるべく、奈良市内の映画館に頭を下げて回り。。。と。
>だから、プロデューサーってクリエイターを壊しちゃいけないと学びました。。(^_^;)


●6話まで観て
>えっと。 「映像研に手を出すな」6話まで観ました。
>面白い!
>これって、続きはどうなるの? 映画に続くの?
>「映画館はイヤじゃー」とか言ってたけど。。。 このご時世だし。。
>で、6話まではとりあえず円盤出るんですよね?
>1-2話が録画できてないんで、これは購買決定なんだが。。。(^_^;)
>これホントに、学生時代に映像作ってた連中には刺さるよね!
前にも書いたけど、自分なんかモロに金森氏やってたんで(笑)もうサイコーでしたよ!
>「その頭の中にあるもの、早く出せーっ!」とか「何でもいいから、お前らクリエイターは早く映像作れーっ!」とか。(^_^;


●BSでの一挙放送を観て
>改めて初回から鑑賞。
>サイコーっ! 高校の頃を思い出す!(≧◇≦)
>自分のいた映研は「映画鑑賞研究部」で、部の創立以来、映像作品を作ったことが無かった。
>「スターウォーズ」や「未知との遭遇」を観て、どうしても自分で映像作品を作りたくなったんで、顧問に掛け合って映像制作の承認を得た。
>条件は、自分でスタッフを招集することだった。
>まず、隣のクラスにいた「8mmカメラ持ってるやつ」を強引に引き入れ、志を同じくするものを他から引き抜いて(美術部にいたアニメ好きのやつとか)映研内に制作部隊を勝手に作った。
>そこから、企画会議、予算獲得、制作管理……上映計画。。。
>思い出すなあー。。。

>あのアニメの発表時の空気感て…自分がDC4OPAの時、映写室で感じた気持ちを思い出す…
>あれ、ほとんどのスタッフは配置に付いていたので、実際に「あの歴史的瞬間」(後に「オタク文化が成立した瞬間」と言われる)を知ってるのは我々映写室クルーと舞台進行の僅か数名…
>そりゃもう…何千人も入ってる大ホールが、自分のQueひとつでドカ~ンとウケるんで、ドーパミン出まくり(笑)
>あれ体験したら中毒になるわな…(^_^;)



二部に入っていよいよ映像研メンバーが活動開始。

伝令部による大生徒会からの伝令に、金森氏が居なければ応えられない「小学生」2人、「お留守番時の受け答え集」を棒読みする……

金森氏はどうしていたのかというと……ロボ研と秘密の契約を画策していた!

あいかわらず金森氏は先に動き、裏で暗躍してる。。。
アニメ研との統合を拒否し、廃部を免れるためにロボ研と「業務提携」し(部活にそんなのあるのか?(笑))タイアップ作戦を練ると言う奇策。
※ロボ研も何と「テディベア部」との統合(笑)を命令されており、拒否すると廃部にされる。。

しかも校内だけの活動(学祭での発表)ではなくコミケ(作中では違う名称だったが)に出して活動資金を自力で稼ぐ方針を打ち出す。。。

ここら辺、やっぱり金森氏いいねえー。
よく言われるように、この「映像研には手を出すな!」の最大の特徴は金森氏の存在。
クリエイター、アーチストらだけの話なら「トキワ荘物語」とか「恋の門」だが、そうでない「プロデューサー」視点があるのが最大に面白い!
http://f-hakaseslog.dreamlog.jp/archives/2004-10.html

天才アニメーター、奇才ディレクター、そして「カネか暴力で解決する」剛腕プロデューサー!
この三位一体の組み合わせだからこそ、制作は進行し、文化は創造され、エントロピーはもりもり増大する!

映画版では特に、水崎氏の天才アニメーターさと金森氏の剛腕さがより強調されていて好きですねー。
制作大詰めの頃、タブレットPC使って描画する水崎氏がやたらカッコイイ。

※インタビュー読むと、原作者の方も高校の映研で金森氏と同じでプロデューサーやってたそうで(笑)そうだろうなあー。
http://www.creators-station.jp/interview/curiousity/100687


今回の映画版、話としてはドラマ篇の、そのまま続きになってるんですが、おおまかなストーリーの流れはドラマ篇と似通っていて(笑)大生徒会VS映像研で、果たして映像研は作品を発表できるのか?そこまで漕ぎつけることが出来るのか?という話です。(かなり大雑把に言うと)


ドラマ篇で活躍した下水道部やらゲバラたちももちろん協力するし、新たにロボ研と音響部が提携関係としてタッグを組みます。

こういう人間関係で味方を増やしていって裏工作し、巨大な敵と戦うってのは胸アツですなー。

ロボ研が組んだが良いがお互いに「面倒臭いヤツらだ」という認識で、一旦は敵対し合うが、実は内に秘めたアツい想いに共感するところは、普通なら感動するところですが「問題を感情で解決する人間が一番キライだ」(by金森氏)というCoolな視点があって笑えてしまいます。。。

※ここのロボ研「打倒映像研!」の瞬間に「映像研です」と入ってくるところのタイミング!(笑)すかさず写真を押さえて、後の恐喝材料に使おうとする金森氏。(笑)


「はじめてのおつかい」(ナレーション本物)で小学生二人が大生徒会で言いつけられたのが「廃部宣告された部の部室退去」を「強制代執行」するという……。(^_^;)

音響部を巻き込んで、というのは素晴らしい。
ここの音響部の圧倒的な音源コレクション。。。「この部屋に無い音は無い」
これな。
いくら時代がネットだダウンロードだの時代になっても、物理的にそこに揃ってないとダメだいう感覚。。

音響部のコ、ドラマ篇に少しだけ出てくるけど男のコかと思ってた(笑)


浅草氏が消えた後、地下の音響部で「アニメを音先行で作る」というのは素晴らしいアイデアで、水崎氏が「見える!」と言ったのが良く判るし、あれで、観客は完成されたアニメは見る必要が無い。
「見える」から。

音響だけで作品が出来上がっていて、それにあった画をハメ込んで行くだけだから。

だから、この作品は映画館でこそ観るべき作品なのだ。
※ドラマ~映画というプロジェクトだけに、ならば「映画館で鑑賞する意義は何なのか?」という答えがここにあるのだろう。


今回、一番ツボだったのは数日消えた金森氏がフラフラと帰ってきて「部活、二つ潰してきました。。」です。(笑)
この裏工作によって(「水崎氏、あとでゲバラ氏と握手よろしく」…おそらくこれが交換条件)第一講堂での作品発表のスケジュールをこじ開けたワケで。

詳しくは語ってないですが、あの段階で学祭での結構大きい第一講堂のメインスケジュールを奪ったというのは、並大抵ではないです。(笑)
※自分も高校時代にこういうこと生徒会とやりあっていたので、よく判る。(笑)……自分の場合は生徒会長に「元・映研部員」を据えることに成功したので(笑)立場上対立していても、生徒会はコントロール出来てました。

恐らく、何か大規模な発表会をする予定だった部活なり研究会なりの、内部分裂を誘うとか、不正を明らかにして活動停止に追い込むとか、かなりヤバい手を使ってるワケで。。(^_^;)

コソっと言ってるけど、かなり凄い裏技を使ってるワケで。(^_^;)


さて色々書いてきたが、語りつくせない。。。。


後半の「踊る大捜査線」パロディ部分も楽しすぎる♪


あと
一点だけ気になっていたのは、例の「気象研究部」のピュー子(某「引き出しロボット」の「フー子」のパロディらしい)は、結局何だったのか?よく判ららない(演出上)。
今後の展開の布石?



いやー色々書き散らしたけど。
ワシらオタクって面倒臭い生き物だよな。。。(^_^;)





PS.
先日、キャレスV&Dスクールにてチケットを買ってきました。

子供発表会「Kids Dream 2020」(11/15 OBPツイン21)です。
※これ>https://instagram.com/p/CGO7rwMgjDy/

まずMEG先生にご挨拶。
1階のレッスンスタジオはたくさんの子供たちが頑張ってレッスン中。
ママさんたちが外から見学してました★

また子供たちの頑張ってる姿が観れるのは楽しみですね♪